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介護福祉士 第30回 問題1

 1960年代後半からアメリカで展開した自立生活運動に関する次の記述のうち,適切なものを1つ選びなさい。

  1. 障害者自身の選択による自己決定の尊重を主張している。
  2. 障害者の自立生活は,施設や病院で実現されるとしている。
  3. 「ゆりかごから墓場まで」の実現に向けた制度設計を目指している。
  4. 障害者が機能回復を図ることを「自立」としている。
  5. 介護者を生活の主体者として捉えている。

 

答え

       1

解説

 自立生活運動は,次の3つの理念を基本としています。

 ①障害者のニーズとその満たし方を最もよく知るものは障害者自身である。

 ②障害者のニーズは,各種多様なサービスを提供する総合的プログラムによって,最も効果的に満たされる。

 ③障害者はできるだけ地域社会に統合されるべきである。

 

  1. 障害者自身の選択による自己決定の尊重を主張している。 ⭕️
    上記①に該当するため,適切です。

  2. 障害者の自立生活は,施設や病院で実現されるとしている。 ❌
    上記③に反するため,不適切です。

  3. 「ゆりかごから墓場まで」の実現に向けた制度設計を目指している。 ❌
    第二次世界大戦後のイギリスにおける社会福祉政策のスローガンであり,不適切です。

  4. 障害者が機能回復を図ることを「自立」としている。 ❌
    上記②に反するため,不適切です。

  5. 介護者を生活の主体者として捉えている。 ❌
    障害者自身を主体者と捉えており,不適切です。